FATCA関連情報登録

こんにちは、みきちです！

今日やっとFATCA関連情報登録が完了したので、状況の共有します！

今回紹介する内容は、あくまでの私の使用している三菱UFJでの内容です。

銀行によって対応が微妙に違う可能性があります。

FATCA関連情報登録とは

FATCA自体は、Foreign Account Tax Compliance Actの略称です。

簡単にいうと、
「海外口座にお金を隠し持ち、租税回避が発生するのを防止」するためにつくられた、規則です。

なので、FATCA関連情報登録では「隠し持ってませんよ！」と証明するための手続きです。

グローバル化・デジタル化の中で、お金の流れが掴みにくくなり、脱税等の不平等なことをする人が増えないよう作られた規則と言えるでしょう。

銀行によるかもしれませんが、原則、日本の口座の住所・電話番号を、米国のものに変更された場合、FATCAに応じ “FATCA確認手続き” の知らせがご自身に届きます。

いつFATCA関連情報登録の連絡が届いたか

移住して約1ヶ月が経とうとしている頃に、三菱UFJから私のメール宛に

• 実特法異動届出書の提出
• FATCA関連情報の登録

この2つのお願いに関するメールが届きました。

「実特法異動届出書の提出」に関しては特別必要な新しい情報もなく、3分くらいで記入を完了できました。

住所変更になった国名・自分の名前（ローマ字表記）だけが必須記載事項でした。

FATCA関連情報登録がすぐ提出できなかった理由

結論から話しますと・・・

FATCA関連情報登録のお願いメールが来た時、
まだ私はSSNの（申請前/申請中で）取得をしておらず、必要な情報が登録不可能だったためです。

出来るものであれば、すぐに登録したんですけどね・・

以下でも紹介しますが、オンラインのオペレーターに相談するも何も回答して頂けませんでした。

結局、私はSSNが届くまで待ち、最初のFATCA関連情報登録が届いてから約3ヶ月が経った後、SSNが届いてからやっと登録を完了させました。

FATCA関連情報登録で必要だった内容

キャプチャ（↑）にある内容を答える必要があります。

所在地や電話番号について、米国納税者番号の提出状況について、名前、
そして、米国納税者番号自体の回答が必要となります。

米国納税者番号には、SSN・ITIN・EINのいずれかを記載する必要がありました。

超簡単に説明しますと、EINは主に事業を行う法人や団体に割り当てられる番号で、ITINは「SSNを取得できない人」が取得する番号のようです。

なので、既にSSNを申請前/申請中の私は待つしか動きがとれませんでした💦

参考元
Taxpayer identification numbers (TIN) – IRS

オンラインのオペレーターに相談…

三菱UFJはコチラの方法から、オンラインでオペレーターと話をすることが出来ます。

私は通話料の観点から国際電話（アメリカから日本へ電話）を、可能な限りこちらから掛けたくなかったので、オンラインのオペレーターさんに以下の質問をすることにしました。

• SSNが届いてないのでまだ登録できないため、届いてからしても問題ないか？
• 移住してからいつまでに登録しないといけないのか

いずれも頂いた答えに関しては「お答えできないので、支店にお電話下さい。」でした。

FATCA関連情報登録について、
オンライン上のオペレーターからは一切の回答が出来ないようです。（三菱UFJ）

FATCA関連情報登録までのタイムライン

まとめ

FATCA関連情報登録まで、ほんと結構の時間が掛かりました..💦

日本の銀行自体、もう少し柔軟にグローバルな対応が出来ると良いのにな…と思うばかりです（苦笑）

私の対応方法は、決してオススメできるものではありませんが、もし私と同じような状況になってしまったという方は「こういう人も居るんや」くらいで参考にしてもらえたらなと思います。

他の記事でも紹介しようと思いますが、
このような事態を避けるためにも、渡米が完了したらすぐにSSNを申請するのがオススメです。

または、渡米前に使用している銀行でFATCA関連情報登録が必要かどうか、SSNの取得期間によっては登録が遅れるという旨を、事前に話せておけると良いんじゃないかなと思います。